銀行融資とは
このページは、「銀行融資」の中身と、なぜ断られることがあるのかを、はじめての方に向けて説明するものです。
まず意味をひとことで示し、次に銀行融資が2種類に分かれることを説明します。そのうえで、断られやすい会社の特徴と、断られたあとにできることを整理します。
ひとことで言うと
銀行・信用金庫から、事業のためにお金を借りることです。
金利は年1〜3%程度で、公的融資と並んで安い部類に入ります。長く付き合えば借りられる枠も増えていくため、本来はここを軸にするのがいちばん健全です。ただし審査は最も厳しく、時間もかかります。
銀行融資は2種類あります
同じ「銀行から借りる」でも、中身が2つに分かれます。どちらを提案されているかで、通りやすさも金利も変わります。
| プロパー融資 | 信用保証協会付き融資 | |
|---|---|---|
| 誰がリスクを負うか | 銀行が全額を負う | 信用保証協会が大部分を保証する |
| 審査の厳しさ | 厳しい | 比較的通りやすい |
| 費用 | 金利のみ | 金利+保証料(年0.45〜1.9%程度) |
| 主な対象 | 実績のある会社 | 創業期・実績の浅い会社 |
創業から間もない場合や、はじめて銀行から借りる場合は、ほぼ保証協会付きから始まります。保証料の分だけ費用は増えますが、その代わり借りやすくなる仕組みです。
費用と、お金が入るまでの日数
| 項目 | 目安 |
|---|---|
| 金利 | 年1〜3%程度(保証協会付きは別途保証料) |
| 申込から入金まで | 1か月〜(保証協会の審査が入るとさらに延びます) |
| 必要な書類 | 決算書2〜3期分・試算表・資金繰り表・納税証明書など |
公的融資より、さらに時間がかかることがあります。急ぎの資金には使えないと考えてください。
断られやすいのはどんなときか
断られる理由は必ずしも「業績が悪いから」だけではありません。よくあるのは次のようなケースです。
- 2期連続の赤字、または債務超過——決算書の数字で判断されます
- 税金・社会保険料の滞納——ここが未解決だとほぼ通りません
- 他社からの借入が多い——返済負担が収益に見合わないと判断されます
- 資金の使い道が説明できない——何にいくら必要かを示せないと進みません
- 創業から半年未満——判断材料になる決算書がまだありません
大事なのは、断られた理由によって次の一手が変わるということです。滞納が理由なら先に税務署へ、決算内容が理由なら決算書を見ない手段へ——という具合に分かれます。断られた直後の方は、次のページをご覧ください。
意味がわかったら、次は比べます
言葉の意味と仕組みがつかめたら、次は自分の場合にどうかを見る番です。下のページで、条件や各社の違いを比べられます。