ファクタリングの必要書類は2点|審査を早く通す準備

更新日: 2026-07-23

目次

ファクタリングを申し込もうと思ったとき、最初のハードルが「何を用意すればいいの?」ではないでしょうか。決算書が必要なら準備が大変そう……と身構えている方も多いと思います。

安心してください。オンライン完結型のサービスなら、必要書類は最少でたった2点です

  1. 買い取ってほしい請求書
  2. 通帳のコピー(入出金がわかるページ)

「決算書がない」「確定申告がまだ」でも申し込める会社はあります。この記事では、なぜこの2点でいいのかという理由から、審査を速くするコツ、書類が足りないときの対処法まで説明します。

まずは、たった2点でいい理由からです。

なぜこの2点でいいのか

審査で見られているのは「あなたの会社の成績」ではなく、「この請求書は本物か」「取引先はちゃんと払ってきたか」の2点だからです。

  • 請求書 → 金額・支払日・取引先を確認するため
  • 通帳コピー → その取引先から過去に入金があった実績(=取引が本物である証拠)を見るため

つまり、通帳に同じ取引先からの入金履歴が数ヶ月分あると、審査はぐっと速くなります。ここが後で出てくる「審査を速く通すコツ」の伏線になります。

ただし、会社によってはこの2点に加えて別の書類を求められることもあります。次に見ておきましょう。

決算書や納税証明を求める会社もあります。

会社によって追加で求められるもの

どの会社でどこまで必要かは異なりますが、求められうる書類を整理しておくと慌てずに済みます。

書類何のため備考
本人確認書類(免許証など)本人確認ほぼ必須
取引先との契約書・発注書請求書の裏付けあると手数料交渉に有利
決算書・確定申告書あなたの事業の確認求めない会社も多い
納税証明書税金の状況確認滞納中でも相談可の会社あり
印鑑証明書・登記簿謄本対面契約・登記をする場合オンライン完結なら不要が多い

税金の滞納がある方は、それでも相談できる会社があります。動き方は税金滞納中の資金繰りにまとめました。

必要な書類がわかったら、次はそれを使って「いかに速く審査を通すか」です。

審査を最速で通す3つの準備

同じ書類でも、出し方ひとつで入金までのスピードは変わります。

  1. 請求書・通帳コピー・本人確認書類の3点を、先にPDFか写真で用意しておく。申し込みフォームの途中で撮りに行くのが一番のタイムロスです
  2. 通帳は「取引先からの入金が写っているページ」を選ぶ。表紙だけ送るのはやり直しになります
  3. 平日の午前中に申し込む。「最短即日入金」は、銀行の振込時間内に審査が終わることが前提です。午後遅くだと翌営業日になります

準備は万全でも、「そもそも書類が足りない」というケースもあります。その場合の対処法も用意しました。

書類が足りないときは

書類が揃っていなくても、あきらめる必要はありません。

  • 請求書がまだ発行前 → 納品や検収が終わっていれば、発注書ベースで相談できる場合があります
  • 新しい取引先で入金実績がない → 契約書や発注書で補えることがあります(ただし手数料は高くなりがちです)
  • どうしても書類が薄い → 1社に断られても条件は会社ごとに違います。あきらめる前に2〜3社試してください

ここで一つだけ、逆に「書類がいらない」ことを売りにする業者への注意があります。

注意:書類ゼロをうたう業者

「書類不要・審査なし」をうたう業者には近づかないでください。まともな買い取りには請求書の確認が絶対に必要です。確認しない=買い取りの形をした別の何か(多くは違法な貸付け)だからです。

見分け方を知っておくと安心です。

「違法業者の見分け方」を確認する

書類がそろった時刻が、そのまま入金の早さに響きます。

手順:今日そろえる段取り

書類がそろっているかどうかで、着金が1〜2日変わります。

スマートフォンがあれば、15分で終わります。

順番

  1. 請求書を撮影する——取引先に出したもの。控えで構いません
  2. 通帳を開く——その取引先からの入金履歴が見えるページ
  3. 本人確認書類を撮影する——運転免許証など
  4. 明るい場所で、全体が入るように撮る——影と反射に注意
  5. 文字が読めるか確認する——拡大して確かめてください

4と5でつまずく方が多いはずです。

撮り直しになると、そのぶん審査が遅れます。

通帳がインターネットバンキングの場合

取引明細の画面を保存してください。

該当する取引先からの入金が複数回分見えるようにします。

PDFで出力できるなら、そのほうが確実です。

注意点:書類でつまずく典型例

よくあるものを挙げます。

つまずき対処
請求書に取引先名がない発行し直す。宛先は必須です
通帳に入金履歴がない初めての取引先は通りにくくなります
入金が現金・手形通帳に履歴が残りません。別の取引で相談を
屋号名義の口座と個人名義が違う両方の確認書類を用意してください
請求書の日付が古い入金予定日を過ぎたものは対象外です

2つ目がとくに重要です。

初めて取引する相手への請求書は、過去の入金履歴で裏づけられません。

実績のある取引先の請求書から相談してください。

条件:会社によって追加を求められるもの

基本の2点以外に、次を求められることがあります。

追加の書類なぜ必要か
通帳の表紙・見開き口座の名義を確認するため
印鑑証明書契約の意思を確認するため
決算書・確定申告書金額が大きい場合に見られます
取引先との基本契約書取引の実在を確認するため
納税証明書滞納の状況を確認する場合

金額が大きいほど、求められる書類も増えます。

数十万円と数千万円では、確認の深さが違って当然です。

手順:問い合わせのときに聞くこと

書類をそろえる前に、これを聞いてください。

今回のご相談で必要になる書類を、すべて教えていただけますでしょうか。追加で求められる可能性のあるものも含めてお願いします。

「あとから追加」を防げます。

急いでいるときほど、この一言が効きます。

複数社に同時に出す

書類は使い回せます。

1社ずつ順番に出していると、断られるたびに時間を失います。

撮影した画像を、複数社へ同時に送ってください。条件を比べられるという利点もあります。

注意点:書類ゼロをうたう業者

「書類不要」「審査なし」をうたうものには近づかないでください。

売掛金を買い取るのであれば、その売掛金が実在するかを確認するのが当然です。

確認しないということは、買い取っているのではなく、貸しているということです。

金融庁も、実質的な貸付にあたるものについて注意喚起を出しています。

違法な業者の見分け方を読む

まとめ

  • 最少は請求書+通帳コピーの2点。決算書なしでも申し込める会社はある
  • 審査の主役は「取引先からの入金実績」。通帳のページ選びが大事
  • 3点セットを先に用意して、平日午前に申し込むのが最速ルート

書類の準備ができたら、いよいよ申し込み先選びです。

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この記事は情報の提供が目的で、特定のサービスへの申し込みをすすめるものではありません。必要書類は必ず各社の公式サイトで最新のものを確認してください。

よくある質問

ファクタリングの必要書類は何ですか?

オンライン完結型のサービスなら、最少で「買い取ってほしい請求書」と「通帳のコピー(入出金がわかるページ)」の2点です。会社によっては本人確認書類や契約書・発注書が加わります。決算書や確定申告書を求めない会社も多くあります。

決算書や確定申告書がなくても申し込めますか?

申し込める会社があります。ファクタリングの審査で重視されるのはあなたの会社の成績ではなく、請求書が本物か・取引先が支払ってきたか、だからです。QuQuMoのように必要書類を請求書と通帳の2点のみとする会社もあります。

審査を速く通すコツはありますか?

請求書・通帳コピー・本人確認書類を先にPDFか写真で用意し、取引先からの入金が写っている通帳ページを選び、平日の午前中に申し込むことです。申し込みの途中で書類を撮りに行くのが一番のタイムロスになります。

「書類不要・審査なし」の業者は使って大丈夫ですか?

使わないでください。まともな買い取りには請求書の確認が必ず必要です。確認しない業者は、買い取りの形をした違法な貸付け(ヤミ金融)である可能性が高いため、近づかないことをおすすめします。

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