不動産担保ローンとは

このページは、「不動産担保ローン」の仕組みと、無担保のローンとどう違うのかを、はじめての方に向けて説明するものです。

まず意味をひとことで示し、次に無担保の事業者ローンとの違いを表で並べます。そのうえで、いちばん大事な注意点である「返せなくなったときに何が起きるか」をお伝えします。

ひとことで言うと

持っている不動産を担保に入れる代わりに、大きな金額を安い金利で借りる方法です。

担保に入れられるのは、自宅・事務所・工場・収益物件などです。貸す側から見れば、返してもらえなくなっても不動産を処分して回収できます。その分だけリスクが下がるので、無担保のローンより金利が低く、借りられる金額も大きくなります。

無担保の事業者ローンとの違い

同じ「借りる」でも、性格がかなり違います。

不動産担保ローン無担保の事業者ローン
担保必要(不動産)不要
金利低い高い
借りられる額大きい(不動産の評価額しだい)小さめ
返済期間長い(10年以上のことも)短い
審査にかかる日数長い(不動産の評価が必要)短い(最短即日のところも)
諸費用登記費用・事務手数料などがかかる少ない

まとめると、金額が大きく、腰を据えて返していける場合に向くのが不動産担保ローンです。逆に、今日明日の数十万円を用意する目的には合いません。金利や手数料の具体的な数字は会社ごとに違うため、必ず各社の公式サイトでご確認ください。

いちばん大事な注意点

返済できなくなると、担保に入れた不動産を失います。これが無担保のローンとの決定的な違いです。

自宅を担保に入れた場合、住むところがなくなる可能性があります。事務所や工場なら、事業そのものが続けられなくなります。一時的な穴埋めのために、事業の土台を担保に入れてよいのか——ここは申し込む前に必ず考えてください。

目安として、次のどれかに当てはまる場合は、先に別の手段を検討することをおすすめします。

  • 今回しのいでも、翌月また同じ状況になりそうな場合
  • 返済原資(何から返すか)が具体的に説明できない場合
  • 売掛金があり、それを現金化すれば足りる場合

3つめについては、請求書を買い取ってもらう方法のほうが、担保も返済も発生しません。仕組みはファクタリングとはで説明しています。

向いている人

  • 不動産を所有していて、数百万円以上のまとまった資金が必要な方
  • 審査に2週間程度かけられる方
  • 長期で返済していく計画が立てられる方
  • 無担保のローンでは枠が足りなかった方

条件が合いそうな場合、まずは借りられる金額の見当をつけるところからです。相談だけなら費用はかかりません。

意味がわかったら、次は比べます

言葉の意味と仕組みがつかめたら、次は自分の場合にどうかを見る番です。下のページで、条件や各社の違いを比べられます。

30秒診断で探す 今日中に必要な方へ